よしみな ブログ

資格試験・就活・労働問題・資産運用について記事を上げていきます。

初任給でもらえる金額

新社会人になった人が気になる初任給の額ともらえる手取り額を解説していきます。

 

f:id:yosi_mina:20200402004117p:plain

今日4月1日より働き始める方もそれ以降に働き始める方もおめでとうございます。

大体の方は4月1日から働き始めだと思いますが、

今年はコロナの流行で働き始めが遅れる方も多いと思います。

 

4月1日から働き始めた方が少ないかもと思うので、その他の日から働き始めた方の初任給とその手取り額についても解説していきます。

 

初任給

「会社に入って初めてもらう給料のこと」です。

(基本給や手当も含めた額のことを言います。)

 

募集要項に記載されている金額がもらえるわけではありません。

 

なぜ記載されている金額がもらえないのか?

これは会社の締め日が関わっているからです。

 

会社の締め日が20日

新卒入社の場合、多くは4月1日から働き始めています。

4/1から4/20までの日数が振込日に振り込まれます。(今時現金手渡しはないかと思います…)

 

募集要項に記載されている金額は月額なので、今回の場合4/1から4/20までなので、3分の2が支給されます。

 

募集要項の金額が月給ならその額に3分の2を掛ければよいのですが、基本給である場合、諸手当が加算されます。(資格手当や通勤手当などが加算されます。)

 

具体例

募集要項は下記とする。

基本給

資格手当

通勤手当

総支給

167,000

25,000

6,000

198,000

 

会社の締め日は20日とする。

一ヶ月の労働日は22日とする。

 

この場合4/1から4/20までの労働日は14日になります。

よって、初任給総支給は

198,000×14÷22 = 126,000

126,000円が総支給になります。

 

またここから税金・健康保険料・厚生年金保険料が差し引かれます。

税金や厚生年金で差し引かれる金額は会社・制度によって変わってきますが、大体2割を支払うことになります。(今回は2割として計算します。)

最終的な振込額は

126,000×0.2=25,200(税金・保険料等)

126,000-25,200=100,800(振込額)

100,800円が最初の給与として支払われますので、初任給は100,800円となります。

 

どうでしょうか自分の初任給は計算できそうですか? 

 

ご自分の初任給を計算してみてください。

 

実際にもらえた金額と比較して違う場合、何かしら労働条件を勘違いをしていると思います。

 

労働条件については、四月の段階で理解しておいてください。

新卒のうちじゃないと聞きにくくなりますよ。

(しかし、研修期間中だから等の理由で給料が出ない会社は要注意です。)

 

まとめ
  • 初任給を計算してみる。
  • 自分の労働条件について知る。
  • わからないことは新卒である間に聞く。

 

以上です。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。