【測量士試験】 測量成果の品質評価・位置正確度について 《解説》
前回に引き続き、品質評価の位置正確度について解説していきます。
じゃ、まず位置正確度は測量士試験受験テキストにはどう書いてあるか見ていきます。
位置正確度・・・地物の位置の正確さを表す品質の要素
数学が得意な人はわかるかもしれませんが、地物の位置がどれぐらいずれているのか。
つまり、標準偏差を求めてどれぐらい正確な位置からずれているかを評価する品質の要素のことを示します。
大枠は想像しやすいのではないのでしょうか??
←こんな感じ
これも品質副要素にわけることができて、
1.絶対正確度 2.相対正確度 3.グリッドデータ位置正確度
の3つにわけることができます!
今回は前回の論理一貫性と違って品質要素から品質副要素をイメージしていってね〜( ・∇・)
- 1.絶対正確度
- 真位置(正しい位置)と測った位置の誤差がないかの評価(標準偏差を求める)
- 2.相対正確度
- 地物間の位置関係に誤差がないかの評価(地物間で測った値から標準偏差を求める)
- 3.グリッドデータ位置正確度
- グリッドデータの位置の正確さの評価(グリッドデータのグリッドの位置がずれていないかを検査する)※ラスタ形式のデータのみに適用される。
とまぁ、こんな感じで整理してみました!!!
今回は論理一貫性と違って品質副要素より品質要素のほうがイメージしやすい内容となっていますので、位置正確度は上の感じだな~と、イメージしといて品質副要素は品質要素をどうやって検査したか(3はグリッドデータか)によって変わってくるってことを覚えとけば大丈夫だと思います!!
以上です。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。