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登録販売者の受験資格・試験内容

 


この記事では登録販売者の説明・登録販売者になるために必要な資格・試験内容の説明を行なっています。

 

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 目次:

  1. 登録販売者とは
  2. 登録販売者になるためには
  3. 登録販売者の試験内容


それではまず始めに登録販売者の説明から…


登録販売者とは


登録販売者とは、ドラッグストアやコンビニなどで一般用医薬品を販売することが出来る資格を持っている人の事です。


薬剤師との違いは、薬剤師よりも販売出来る医薬品が限られている・登録販売者には薬の調剤が出来ないという違いがあります。


薬剤師・・・薬の調剤、また医師から処方された医薬品(医療用医薬品)や、ドラックストアなどにある薬(一般用医薬品)などを販売することが出来る人。


登録販売者・・・一般用医薬品の第2類医薬品・第3類医薬品を販売する事が出来る人。


ドラックストアで販売している一般用医薬品にはランクがあり、販売の制約が強い順番に記載すると下記のようになります。


1.要指導医薬品・・・薬剤師から直接指導・情報提供を受けないと買えない医薬品

(毒物・劇物など)


2.第1類医薬品・・・特に副作用などのリスクが高い医薬品

(胃腸薬:H2ブロッカー・ニコチン貼付剤など)


3.第2類医薬品・・・比較的リスクが高い医薬品

(風邪薬・鎮痛剤など)


4.第3類医薬品・・・比較的リスクが低い医薬品

(整腸剤・ビタミン剤など)


というふうに分けられています。


登録販売者は第2類医薬品・第3類医薬品しか売れないという縛りこそはありますが、一般医薬品の約9割は第2医薬品・第3医薬品で占めており、ドラッグストアにある一般医薬品のほとんどは登録販売者が販売することが可能です。

 

登録販売者になるためには

では、登録販売者になるためには都道府県で行われている登録販売者の試験に合格し、都道府県に登録しなければなりません。


受験資格
登録販売者試験は受験資格がなく、だれでも試験を受けることができます。


試験実施日
登録販売者の試験は年に1回各都道府県ごとに試験が行われており、好きな試験会場で試験を受けることができます。


合格後登録をする都道府県は合格した都道府県でなくても良いことになっています。


趣味が旅行の方は旅行ついでに試験を受験し、合格したら働きたいと思う都道府県に登録することも出来ます。


また受験日が被らなければ、複数都道府県での受験も可能なので一発合格が厳しそうであれば、試験日をずらすことで2回受験することもできます。※もちろん試験内容は異なります。


登録販売者試験内容


登録販売者の試験内容を簡単に説明していきます。


登録販売者試験は午前・午後で試験を実施し、試験はマークシート方式で、午前は3分野・午後は2分野に分けて出題されます。


分野

⒈医薬品に共通する特性と基本的な知識

⒉人体の働きと医薬品

⒊医薬品の適正使用・安全対策

⒋主な医薬品とその作用

⒌薬事関係法規・制度


「1〜3」と「5」は20問ずつ出題されます。


「⒋主な医薬品とその作用」は40問出題されます。


合格基準点は各都道府県で異なりますが、120問のうち7割程度の正答の場合であって、各試験項目ごとに、都道府県知事が定める一定割合以上の正答のときに合格とすることと厚労省のHPに記載されています。

引用:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/hanbaiyoukou.pdf

 

合格後


登録販売者の試験に合格してすぐ1人前に登録販売者として働けるわけではありません。


登録後2年以上は薬剤師、もしくは店舗管理者の要件を満たした登録販売者の指導のもと、登録販売者として実務経験を積まなければなりません。


大まかな登録販売者に関しての説明はここまで。


次回は登録販売者試験の勉強方法について記事を書いてみようと思うので気になる方は読者登録orお気に入りなどバンバン付けてください (^^)!


ここまで読んで頂きありがとうございました\(^ω^)/☆