【測量士試験】測量成果を品質評価する時間正確度とは…《解説》
前回に引き続き、時間正確度の解説していきます!!
前回の位置正確度と同じく、イメージできるから前回と同じようにやっていきます。
それでは、まず受験テキストになんて書いてあるか見ていきます!!!!
時間正確度・・・地物の時間属性及び時間関係の正確さを表す品質の要素
と書いてあります!!
解説
測量を行った時間とか、測量成果を記録した時間の関係(地点Aよりも先に地点Bを測量したのに地点Bが先に記録されているという時間だったらおかしいよね)を表す品質要素。
つまり、測量データの時間全般にのついて正確度を評価する品質評価の要素のこと。
もうイメージできてると思いますが、一応、品質副要素にも触れていきます。
時間正確度を品質副要素に分解します。
品質副要素
- 時間測定正確度
- 時間一貫性
- 時間妥当性
の3つに分解されます。
それぞれ解説します!!
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- 時間測定正確度
- 記録された時間の正確度の品質評価。(測量成果を記録した時間のこと)
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- 時間一貫性
- 記録されている時間の順序の正確さの品質評価。(品質要素の説明でも使った部分の・・・地点Aよりも先に地点Bを測量したのに地点Bが先に記録されているという時間
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- 時間妥当性
- 記録された時刻がデータの内容に対し妥当かの品質評価。(使用する方法・目的によって時刻が重要になってきます。その時に記録されたデータが方法・目的に対して妥当であるかの品質評価。)
以上です。
P.S.
今回も前回の位置正確度と一緒で品質評価の段階でわかりやすいと思います。
深くまで勉強する必要はないけど、品質副要素も頭の隅にとどめておいてください。