よしみな ブログ

資格試験・就活・労働問題・資産運用について記事を上げていきます。

資産の運用方法

金融商品(お金を貸したりする商品のこと)の中から資産の運用方法について説明します。

 

投資の運用方法である「株式」や「投資信託」という言葉を一度は聞いたことがあるという人もいると思います。

 

だけど、投資って「難しいんじゃない?」や「損するんじゃない?」、「なんか怖い」等々ネガティブなイメージが多いと思います。(現在20代の人はそうでもないのかな?)

 

投資というのは、簡単に言えば、お金を経済(社会)に投じて資産を増加させることを言います。

 

銀行にお金を預けるのも投資になります。

 

銀行は預かったお金を融資したり、株式などに投資したりしています。これによってリターン(収益)を得て預金者に利息として還元しています。

 

預金者から見れば、銀行にお金を投じて資産を増加させています。

 

ですが、銀行が運用しているので銀行の手数料が差し引かれた額が利息として支払われており、そこから税金も引かれるので、100万円を預けていてもほんの少ししか資産は増加しません。

 

銀行の年利

 

現在の普通預金金利は0.001%である銀行が多いと思います。といった銀行の場合、100万円を預けると…

 

1年間の利息額は

1,000,000×0.00001=10円です。

つまり、100万円を銀行口座に預けた場合1年間で10円の利息がもらえます。

 

…少ないですが、まだ10円が丸々もらえるわけではありません。ここから税金が引かれるのです。引かれる税金は大体2割と覚えておいてください。

 

なので、10円の8割が貰えます。つまり、8円ですね。100万円預けたのに、8円しか1年で増えません。

 

ポイント

銀行の金利は株式や投資信託社債と違い、入出金が自由でありかつ安全性、保証制度も他を圧倒しているので収益が少なくなっています。

 

株式の年利

株式の年利(正確には配当)は銀行と違っていて一定に定められているわけではありません。

 

一年を通して業績が良かった会社(利益が大きい会社)は配当が高くなりますし、業績が悪かった会社は配当が低くなります。

 

また、会社が業績悪化により倒産してしまうリスクもあります。(今のコロナが原因で収益が上がらず、赤字続きになると倒産します。)

 

しかし、これらのリスクを負うことになりますが、その分報酬の額も上がります。(ハイリスクハイリターンというやつです。)

 

具体例

実際に存在している1つの株銘柄を紹介します。

 

銘柄名:NTTドコモ

株価:3475

3/27現在

予想1株あたり配当金:120

日本では通常100株単位でしか株式を購入できません。つまり、347,500円がないと投資ができないです。

 

1円下がれば100円の損、10円上がれば1000円の利益といった感じです。

 

また、配当も同様で100株単位で配当が支払われるので、120×100=12,000円が収益になります。

 

※配当収益は権利落ち日に株を所持していることで受け取ることができます。権利落ち日については後日ブログにあげます。

 

上記具体例のように収益を上げることが可能です。

しかし、銀行預金とは違って自由な金額設定で購入、投資できるのではなく、株価が上下していますので、入札した時の株価で購入できます。また購入するには株価の金額分の現金が必ず必要になります。

 

注意

金額が日々、秒単位で変動していくので、気になって仕事や勉強に手がつかなくなることがあります。自分自身、権利落ち日が近くなると少しそわそわします。

 

※入札の方法は今後解説するかもしれません。

 

銀行の年利と比較すると高い金額がもらえます。配当金には配当控除もあるので、「税金がかからない」または「他の税金が安くなる」といった利点もあります。※限度額はあります。

 

投資信託の年利

 

投資信託も株式同様に年利ではなく、通常配当といいます。ここではわかりやすいように年利としておきます。

 

投資信託会社は、投資家からお金を集め、資産運用を行い収益を出しています。

 

具体的に説明します。

投資家から投資信託会社へお金が預けられます。(一人100万円ずつ預けるとします。)

投資信託会社は個人投資家よりも多くの株式銘柄を購入することができます。(100人の投資家が預ければ、1億円になります。)

そうすることで、複数の会社にリスクを分散し、かつ高収益を上げることができます。(多くの種類の企業の株式等を購入することで、一つの会社から利益が上がらなかった場合でも他の会社からの利益で補填することが可能になります。)

 

リクス分散について

100万円で1つの株銘柄を購入するのと、100万円で複数の株銘柄を購入した場合。

100万円で1つの銘柄を購入した場合、その会社が倒産してしまったり、業績が悪くなり配当がなくなってしまうと収益は0もしくは損失にもなり得ます。

しかし、複数の銘柄を購入することで1つの会社が倒産、業績悪化したとしても一定の収益を上げることができます。

このリスク分散を行うために投資信託会社があります。つまり、ローリスクハイリターンを狙って行われています。

 

!!注意!!

実際にローリスクハイリターンかどうかは投資信託会社が購入している株銘柄等によります。

 

投資信託会社が購入しているものは株式以外にも土地や金、社債(会社の借金)である場合もあります。

株式ほどの利益ではないにしろ損する確率は1つの銘柄を購入するよりは低くなっていると思います。

 

!!注意!!

絶対に損しないというわけではありません。 

 

社債国債の年利

 

社債国債については年利と考えて大丈夫です。

 

社債国債は株式と同じ有価証券(財産的価値があるもの)である。

 

社債国債と株式との違い
  • 収益(利益)が低い
  • 倒産しても回収できる可能性が高い。
  • 株式よりも優先して回収できる。

以上の三つです。

 

社債国債は債権といい、支払を約束されています。

つまり、発行された段階で利益が決定しています。なくなる場合は破産しない限り回収できます。(破産しても回収できることもあります)

 

利益が決定しているので、収益が低く、回収できる可能性が高いので、リスクも低いです。

 

預金の次に安全性の高い投資と言えるでしょう。

 

国債は国が発行する債権のことなので、社債と同様と考えて大丈夫です。(日本においては国債の信用度はものすごく高いです。)

 

金融商品による投資運用まとめ
  • 銀行預金

収益は低いがほぼなくならない。

  • 株式

収益は高いがリスクが高く、損失が出る可能性もある。

株式よりはリスクが低く、安定した利益が見込める。

 

投資にはリスクがあります。

 

投資をしたとしても莫大に利益を出せる可能性があるのは毎日パソコンにかじりついて秒単位で取引している人です。

 

そんな人たちでも出せる可能性までしかなく、そこから先は運や頭の回転などにもよると思います。

 

しかし、株式投資投資信託を長期的に見ると安定している企業も多く、それらの企業の株を買って運用していくことは、銀行に預金しておくよりは良いと思います。

 

注意

初心者の方は最初から大きい金額でやっても良いとは思いますが、保有金額よりも多く取引することは最初はやめてください。

 

(信用取引などで保有金額以上の取引を行い、大きい収益が上げることができますが、その分損失の額も大きくなります。注意してください。)

 

以上です。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。